自分次第と自分次第でないこと

今日のgood & new

会社で、一年の振り返りをする個人面談を受けた。
今年から人事評価制度が変わっていく。
マネジメント職とスペシャリスト職に分かれるが、その達成評価が厳しくなった。
きちんとした指標を持って点数かされ、それをもって給料及び退職金が決まっていく。

去年は体を壊して2ヶ月ほど休職してしまった。
そのブランクをどう評価されるか、不安のあるとことだ。
職場の同僚も上司も、ぼくの体調を気遣って、仕事の量を明らかに減らしている。
自分としても不本意ながらそれでも会社に出続けていた。
我慢しながら・・・。

もう一つ、今の部署は自分の専門外の仕事が多いので、異動希望を上司と話し合った。
上司は気を遣って、今の部署でも役に立つ仕事はあるし、部内でも評価してくれていると言ってくれた。
しかし、自分としては元のクリエイティブな業務に戻りたい。
もう何年も前からお願いしていることだが、なかなか要望が叶えられない。
今は、家族との別居から体調を壊していることを理由に、異動を控えるように説得されている。

ここで思ったのが、自分次第のことと自分次第でないことの二つに問題は分けられるということだ。
人事異動は社員の希望を叶えるものではなく、会社が効率的に運営していくための制度だ。
だから、多少は本人の希望も聞いてもらえるが、利益を最優先にされて、就きたい業務にはなかなかつけない。
それが自営業との違いだ。
異動したいという希望は、自分次第でないことに近い。
自分次第でないことに固執すると、自分の中にストレスばかりが溜まってしまう。
変えられないことは受け入れるしかないのかもしれない。
そして、今できること、つまり自分次第のことにフォーカスし、それを楽しむことが人生を幸せにする唯一の方法かもしれない。
それができると、引き寄せの法則や運が良くなる人間になっていけるのだと思う。

なによりも、人事異動を前向きに検討してくれている上司がいるということは、普通に考えてとても幸せなことだ。