どうしようもないものはどうしようもない

朝、電車に乗って会社に向かっていた。席が空いたので、二人の男性が座ろうとした。一人が座り、一人は座れなかった。しばらくらのっていたら、席が一つかいた。座れなかった若者がそこに座った。

その若者は体がでかく、腕を左右に押し退けながら自分の座る位置を確保した。そして、さらに、隣の乗客に腕をぶつけながら攻撃していた。

彼がイライラしてるのか、なにを考えているのかわからない。でも、側から見ると彼の姿はとても恥ずかしい。

ぼくも妻にそんな幼い嫌がらせをしていたのだろう。
妻から見たら恥ずかしいようなことを平気でしていた。
でも、第三者の視点から見ると馬鹿らしいことがよくわかる。
他人の姿を見て、我が身を振り返ってみた気がする。

今日は、バレンタインデーで、ぼくの誕生日。
でも妻とは離れ離れ。
チョコをもらったことってあったかなぁ。
今ではもう覚えていない。
ぼくが生まれて半世紀が経った。
ぼくの人生も折り返し地点にきた。
その割には、将来の展望を計画するところか、妻との今の関係さえも整理できていない。
でも、どうしようもないことはどうしようもない。
慌てずさわがず、覚悟を決めて時が決めるまで待ってみよう。
少なくとも、妻が出て行った時よりはいろいろなことを学んだと思う。
そう、1年で十分すぎるほど成長している。
だから、自分を卑下することなく、怒ることなく、驕ることなく、淡々と生活をしていこう。