今日のgood & new
今日は、毎月恒例の日帰り登山に行ってきた。
今年2回目だったが、冬山は登山初心者に刃を向けた1日だった。
登った山は、御岳山から日の出山の登山ルート。
青梅線で御嶽駅からバスで登山口まで乗車して20分くらいで着く。
登山口といっても、ケーブルカーがあって、御岳山までは徒歩で登らなくても一気に上がることができる。
武蔵御嶽神社が有名なので、平日でも10人くらいの乗客員がいた。
神社までは舗装された道を歩いていく。
神社ふもとまで来ると、お土産屋や休憩所が多く建っていた。
休日やピークシーズンには多くの人が訪れるのかもしれない。
長い階段を登っていくと頂上に本庁舎が現れた。
今日の登山の無事と家族の健康を願って、手を合わせた。
お札が売っていたので、記念に一枚買ってみた。
神棚に飾ろうと思う。
神社界隈から離れて山道に入っていくと、まだ雪が残っていた。
これが今日の難敵、雪山登山だ。
初心者用の低山なので、雪がここまで残っているとは思っていなかった。
そもそも雪山装備など持っていないので、今回の登山は雪に悩まされた。
神社ふもとの山道脇には、宿坊が沢山立っていた。
お客様の名前も書いてあったので、泊まる人がいるのだろう。
一度、体験してみたいと思った。
いよいよ山に入っていくとそこは除雪されていない、真っ白な雪山風景だった。
人が通った後は踏みしめられていて、アイスバーン状になっているので滑る。
雪が残っているところをザクザクと足を踏み締めて、滑らないように慎重に歩いて行った。
すでに前後には登山をする人もいなくなっていて、一人でトボトボを歩いて行った。
細い山道の下は、杉林の崖になっていて、滑って落ちたら大変ことになると思った。
40分くらい歩くと日の出山山頂についた。
ここにはお昼休憩をしている人たちが何人もいて、景色を楽しんでいた。
山頂のため、風を遮る木がなく、体感温度は低く感じた。
早速、ぼくも昼食を取ろうとリュックの中を覗くと、なぜか水浸し。
カップラーメンを食べようと思って持ってきたお湯が漏れていた。
そういえば、ケーブルカーを乗ったあたりから、背中が寒いと思っていたのだが、お湯がこぼれていたのだ。
ほとんどお湯はなく、せっかくの暖かいカップラーメンは食べられなかった。
それでも、水筒にタオルを巻いていたので、被害は最小限に抑えられた。
日の出山から下山のルートは、高度が下がるにつれ、雪がなくなってきて、地山が見えていた。
やっとのんびり景色を見ながら登山する気分になれた。
マスクを外して、自然の中で呼吸をすると、息が美味しく感じる。
スギの花粉もまだ飛んでいなかったので、花粉症の症状も出なかった。
民家エリアにくると舗装された道路に変わって、登山も終わりという感じになった。
帰りはツルツル温泉のバス停からバスに乗って、武蔵五日市駅に向かった。
ここのバスは汽車の形をしていて、昔息子がミニカーで遊んでいたものと同じであった。
懐かしくもあり、息子を思い出して悲しくもなった。
登山時間は、休憩も含めて3時間10分くらい、歩いた距離は6.8kmだった。
今回の登山の教訓は、冬山に登るときは、雪山を想定して装備を整えてからいくべきだということ。
靴につけるアイスピックとストックは持って行った方が良い。
つけていなかったのは、ぼくくらいだった。
無事、怪我もせず、転びもせず、下山できたのはラッキーだったと思う。
⭐️ぼくはついている
⭐️なんとかなる
⭐️ありがとう