今日のgood & new
今日は朝からお客さんから電話が来て、ぼくが受話器をとった。
そのお客さんは直接ぼくのお客さんではなかったけど、わからないことがあるから教えてもらいたいと相談を持ちかけられた。
質問の内容はぼくの知っていることばかりだったので、丁寧に教えることができた。
お客さんの担当よりもぼくの方が経験が長かったので、うまく説明できたと思う。
電話をその担当に回したときには、お客さんはすでに疑問を解消した状態だったようだ。
お客さんにも説明できたし、その担当にも協力できたので、気持ちも晴れやかだった。
人のために貢献できた時の嬉しさと満足感を感じることができた。
その後も、別の部署からイレギュラーな相談の依頼があって対応できた。
ぼくの作った図面をもとに、これから自分たちでプランを作りたいから、相談したいという。
時間があったから、その場でweb会議を設定し、意見を交換できた。
頼られることの嬉しさと、協力できる楽しさを感じられる1日だった。
中年になると不幸せになる?
人は中年になると幸せを感じる気持ちが下がるらしい。
生まれた時から歳をとるにつれて、生活の満足度は下がっていき、40代中期から50代初期が底となって、また高齢者になるにつれ上がっていくという。
「ハピネスカーブ」(ジョナサン・ラウシュ著、cccメディアハウス)
ビックデータを利用して、各年代の幸せ度を分析してその傾向を調査した。
降伏曲線はU字の形をしていて、アメリカだけでなく、経済先進国から途上国まで同じ傾向がみえるらしい。
しかも、人間だけなく、オラウータンやチンパンジーのような人間に近い類人猿も同じようなU字型の満足度を示しているらしい。
この調査を自分に当てはめると、ぼくはちょうど人生のどん底にいることになる。
もちろん、これはビックデータを使った客観的な研究なので、誰もが当てはまるような主観的なものではない。
今年はめいいっぱい楽しいことをみつけて幸せを感じる
でも、ぼくの場合は、この傾向にドンピシャ当てはまっていると思った。
40歳後半で妻と子供が出ていき、50歳になってもいまだ解決できていない。
でも、このどん底の経験を通して、いろいろなことを学んだと思う。
幸せのU字曲線を知らない人に比べれば、不幸せを感じることが多くなる可能性が高いことがわかった。
だから、この時期をいかに楽しめれば、研究上、多くの人よりも幸福度が上げられるということになる。
そして、今妻と離婚をしようとしてうまく進んでいないことも、普通の人と同じく苦しむ傾向なのだと考えると、少しは気が楽になる。
今年は妻との関係が結果的に進むのか、変わらないのか、うまくいくのか、行かないのかわからないけど、気持ちとしてはめいいっぱい楽しんで、中年の不幸せ傾向をぶち壊したい。