今日のgood & new
今日は一日充実した疲れを感じられた1日だった。
昨日から始めている新しいプロジェクトは順調に進んでいる。
自分の得意な仕事に没頭していると、時間が経つことを忘れてしまう。
ぼくはまだ精神的には元の元気な状態には戻っていないと思っているので、適度に休みをとっている。
午前はお昼の前の30分くらいは早めに切り上げて、1階のロビーでのんびりくつろぐ。
午後は就業の時間の30分前くらいに同じように休みを入れてから、家に帰ることにしている。
このゆっくりした仕事の流れが、今のぼくには心地が良くてちょうどいい。
アメリカン・ビューティーという映画
まだ大学生くらいの頃、「アメリカンビューティー」という映画を見た。
名前とCMからてっきり感動するハッピーエンドのアメリカンドリームの話だと思ったら、全く逆だったので面食らったのを覚えている。
いわゆる「中年の危機」を迎えた主人公が、家族や仕事でも人生の谷底にいるような感じで生活している。
そこに、チアガールをしている娘の友達に恋をしてしまう。
娘と同い年の女性のために筋トレをして、仕事も辞めて自分の人生を軌道修正しようとする。
しかし、結末は娘の友達との恋は実らず、近所の元軍人の住民に誤解され、銃で撃ち殺されてしまう。
その姿は、「中年の危機」から逃れられた微笑みを得ていた。
中年の危機
昔から中年の危機という言葉ある。
大学生の頃のぼくにはさっぱりこの映画の意味がわからなかった。
今は、同じ中年になり、「中年の危機」を感じられるようになったから、映画の奥深さを体験できる気がする。
主人公は誰にも助けを求めることができず、「中年の危機」を乗り越えることができなかった。
仕事があって、愛する家族もいて、標準的な中年男性でも、みな等しく寂しさを感じて、なんとか乗り越えようとしているんだと思う。
ぼくも同じだ。
先の見えない妻との関係や、妻の弁護士への不信感、そして将来に希望が持てない自分への不安。
まさに人生の川底にいるなと感じる。
ただ、アメリカンビューティーの主人公と違うところは、この人生の逆流はそのうち緩やかになり、やがて追い風になっていくことを知っているからだ。
ハピネス・カーブはこれから上がっていくのだ。
だから、ぼくは若い女性に目を奪われずに、時間が問題を解決することを待ちながら、穏やかに過ごしていきたいと思っている。
そして、同じような悩みを抱えている仲間と話をして、一人で抱え込まないようにしたいと思う。
カウンセリングに話をしているのも、役に立っていると思う。