イライラして自分の嫌な行動をしてしまっても、それに良い悪いのジャッジをしない

今日のgood & new

今日は1ヶ月に1回のカウンセリングの日だった。

今の気持ちを聞かれて、体はエネルギーが充実している日もあって良い傾向だが、精神的にイライラしてしまうことがあると伝えた。
ネガティブなことを日記に書いたり、幸せについての本を読んだりして、自分がイライラするとよくない方向に行ってしまうとわかっているのに、感情が出てしまう。
しかし、頭と感情は別のものだそうだ。
頭で気持ちをコントロールしようとしているのに、気持ちが耐えきれなくなって、モヤモヤが吹き出している状態なのだ。
頭ではわかっているのに、心がついていけていないだけなので、ある意味、正常な状態だと言われた。

子供への感情を聞かれた。
・子供と会えなくてせつない。
・離婚しないと子供と約束したのに、それが果たせなくて申し訳ない。
・家族3人で普通の家庭で生活させてあげられなくて、申し訳ない。
・息子が成長している姿を見られないことが辛い。
・今しかないこの時間を、妻に奪われて悔しい。

こんな感情を持っているが、今は、普通に生活も遅れているし、会社にも行けている。
1年前はこの感情に押しつぶされて、体と心がついてこれなくなった。
そして、ついには家で生活できなくて、実家に行き、2ヶ月間、会社を休職した。
少しつづ、子供がいない環境に慣れてきているのかもしれない。
さらに、妻と子供が出ていく前は、ぼくは子供への過度な依存症だったのかもしれない。
仕事はうまくいかない、妻との関係も最悪、家のローンをやりくりするのに必死。
そのストレスから逃げるために、子供に依存していたのかもしれない。
そして、子供が自分のそばからいなくなって、いよいよ依存症から抜け出せなくなって、裁判所で倒れてしまった。
今は、子供には申し訳ないと思っているが、子供はどんな環境でも自分で幸せを掴む、そして、ぼくはぼくの人生を幸せにしてあげないといけないと思うようになった。
子供への過度な責任感を手放したことによって、子供への依存症が少しづつ回復してきたのかもしれない。
もし、妻と子供と一緒にいたら、自分の人生を子供に逃げて、子供が成人した時に初めて、今と同じように依存症を気づいていたのかもしれない。
そう考えると、ぼくは成長しているし、子供がいないことで、気づけた状態もあったのだと思う。

イライラしてしまうのは、何を守ろうとしているのか聞かれた。
ぼくはプライドが高く、自分の正しさやこうあるべきという考えが強い。
それがあると、人との良い人間関係ができないし、人を拒絶してしまう。
わかっているのに、取り除けなくて困っている状態なのだ。
この守ろうとするのは、ぼく特有のパターンなのだそうだ。
それに気付けているだけでもよくて、ひどい人だと、それを正当化して認めないらしい。
このパターンは治す必要はない。
自分のプライドを守らないといけない場合もあったのかもしれない。
すべての人と仲良くならなければ、ならない理由もない。
だから、ぼくにとっては弱点だと思っていた行動パターンは、勝ちパターンの時もあったし負けパターンの時もあったのだ。
だから、この行動パターンを悪いことだとは思わないことだ。
この行動パターンだけでなく、他のパターンをしている時だってあるのだ。
さらに、ぼくの行動パターンをされた相手側から、ぼくをみてみたい。
きっと、ぼくだけでなく、他の人もいろんな行動パターンを持っていて、その人にぶつけている。
相手は、ぼくだけでなくいろんな人とぶつかっているんだから、ぼくを過剰に嫌がったりしないだろう。
ぼくが意識しているだけで、相手はなんにも感じていないかもしれない。
問題は実際に起こっているのではなく、ぼくの頭の中で作り出しているだけなのだ。
だから、ぼくの行動パターンをジャッジしない。
ぼくがなにをしても、相手は何も感じていないという楽観的な考えを持つと、楽になる。

今日のカウンセラーと話をして、いろんなことに気がつけた。
イライラして自分の嫌な行動をしてしまっても、それに良い悪いのジャッジをしないことを学んだ。