今日のgood & new
YouTubeで、「復縁成功8つの質問」という動画を見た。
ぼくも妻ともう一度やり直したいと思っているので、自分でも答えていこうと思う。
①あなたはその命を何に使うのか
まずは、妻とか子供とは関係なく、ぼくはこの命をどうやって使っていくかという質問。
これは難しい。
他人を喜ばしたり、助けたあげたりして、他者貢献すると答えるとかっこいいかもしれないが、本心に聞いてみると、本当にそう思っているか、自信がない。
自分のやりたいことをやって、悔いのない人生を過ごすために命を使うと大上段から構えて主張しても、サラリーマンにしがみついている自分に矛盾を感じて、これも自信がない。
今は、妻との問題があって、毎日毎日をただひたすら淡々と過ごしているのが精一杯だというのが本音だ。
もう半世紀もこの問題から逃げて、生きてきた。
今は、答えが出ないので、宿題にしておこう。
②あなたはなぜ元恋人から再び愛されるのか
過去のままのぼくでは、妻から再び愛されることはないだろう。
将来、ぼくが妻から愛されるには、何が足りなかったのだろう。
一つは、笑顔じゃないかと思う。
まだ仲の良かった頃の妻から、「もう少し明るくしたらいいのに」と言われたことがある。
そのころは、部署が移動して、慣れない仕事に苦労しながら、さらに深夜まで残業していた。
自分には強みがあるのに、それを活かせない自分が不遇だと感じていた。
そして、疲れ切った顔で家に帰ってきて、妻にはつれない態度をとっていたのだと思う。
それが、家族を支えていく自分への使命だと思っていた。
しかし、それは間違いだった。
仕事より大事なものは、家庭だった。
明るい家庭が、妻にとってはなによりも大切なものだったのだと、今では感じる。
だから、笑顔を絶やさない毎日を送ることが、妻からもう一度愛してもらう条件だと思う。
③あなたはなぜ、こんなにも鋼メンタルなのか
妻から離れて、ぼくがなぜ精神的に強くなったのか、想定してみる。
妻が出て行った直後は、一人で家に入れないくらい、一人が怖かった。
妻と子供のことを考えると、してはいけない自傷行為に走ってしまうと感じたからだ。
こころの110番にも電話をかけた。
しばらくは、近くの実家に荷物をもって、泊まっていた。
調停が始まって、裁判所の待合室で過呼吸にもなった。
そこで心療内科の先生に電話をしたこともあった。
救急車を呼ぼうという話にまでなったけど、泣き叫びながら、懸命に待合室で我慢した。
ほかにも、調停を待っている人たちもいたと思う。
そのあと、カウンセラーに勧められて、心療内科の先生の診断書を作ってもらい、会社を休職した。
精神的に参ってしまって、会社を休むことにまでなったことは、今までなかった。
それから、カウンセラーと共に、なんとか生活して、会社にも通えるようになった。
ぼくは最愛の子供とも会えずに、どん底の人生を歩んだ経験をした。
これ以上、辛いことはないとまで言える。
だから、滅多なことでは恐れない鋼のメンタルができてきたと思っている。
④あなたはなぜこれから幸せになれるのか
これからなにをして、なにをなしとげて、ぼくは幸せになるのだろうか。
幸せは、向こうから自然と近づいてこない。
自分から見つけに行かないと幸せにはなれない。
ぼくは、至って普通の人生を歩んできたと思う。
大学に入って、大学院を出て、一級建築士を採って、一般企業に勤めた。
大企業と呼ばれる会社に転職もできた。
そのときはそれぞれ、満足だったし、恋人ができて楽しかった時もあった。
だけど、なんの変哲もない家族との生活の暖かさを感じてしまったから、今までの幸せは幸せではなくなった。
妻と子供が出ていかなかったら、家族団欒や家族旅行がどれだけ大切なものだったか、気づかなかっただろう。
今のぼくには、なにが幸せで、ほかはどうでもいいという区別が明確にわかっている。
少なくとも、仕事より家庭の方が数百倍大切だ。
子供より妻の方が数百倍大切だ。
それがわかっただけでも、自分の幸せに近づいた気がする。
⑤あなたはなぜ、あきらめないで前に進めるのか
努力を進めていかなくても、死ぬことはない。
幸せになることも、別の方法であるかもしれない。
それでも、ぼくは妻への復縁をあきらめきれないのか。
ぼくは、妻と別れるまえまでは、妻がいることが当たり前だと思っていた。
妻が家事をし、子育てをし、外に働きに出て家計に貢献することが当たり前だと思っていた。
でもそれは違っていた。
妻は、結婚してくれて一緒に生活をしてくれていた他人だった。
会社でも、一緒に働いている同僚、上司には気を使う。
それ以上に、家庭に貢献してくれている妻に感謝をすることは大事なことだ。
家庭は妻のものではない。
夫と妻が協力して作り上げていくものだ。
長く一緒にいると、嫌なところばかり、お互いみてしまって、喧嘩をしてしまった。
ぼくは妻に対して、何を言われても、気を遣って、感謝をすべきだった思う。
それができなかったのが悔しい。
だから、もう一度、妻に感謝をするために、あきらめないで前に進んでいきたいと思う。
⑥元恋人はなぜあなたと付き合ったのか
ぼくのよいところや素敵なところがよかったから、妻はぼくとつきあった。
どんなときに、妻はニコニコ笑っていたのだろう。
妻はそのとき、どんなじょうきょうだったか。
ぼくと妻は、お互い母親通しが友達だった。
美容学校が一緒で、東京に出てきて、ばったりあったことで親交が進んだという。
妻のお父さんは、うちの父の知り合いで、いわば、うちの両親は向こうの両親の仲人だ。
母親同士で、結婚しない息子と娘を一緒に誘って、イタリアン料理やに行ったのが初めての出会いだ。
正直、妻にとっては、ぼくは大企業に勤めていて、決まった給料を持ってくる人に見えたかもしれない。
妻も、当時は見合いなどをしてもなかなかうまくいかなかったそうだ。
ぼくが風邪をひいたとき、突然、連絡もなくぼくの家に、食べ物などを持ってきてくれたことがある。
妻にとっては、ぼくは頼りなくて世話を焼くことができる存在だったのかもしれない。
だから、妻はぼくと付き合ったのだと思う。
結婚して、ぼくも家庭のことを大事に思うようになってから、家事や育児を手伝うようになった。
妻としては、世話を焼くスペースが少なくなって、付き合っていた頃と違和感を抱き始めたのかもしれない。
ぼくは、もっと妻に甘えるべき、頼るべきだったのかもしれない。
⑦元恋人は新しいあなたのどこに魅力をかんじるのか
新しく生まれ変わった自分を想像して、どこを妻は魅力をかんじるだろうか。
妻が出ていく前には、すでに会話もない仮面夫婦だった。
それでも、悩みがあると長文の相談メールがくることがあった。
正直、ぼくは仕事で日本全国を飛び回っていたので、気にすることができなかった。
妻は、悩みを聞いてくれる人が周りにいなくて、困ったんだと思う。
ぼくは、妻の考えや悩みや意見を、一言も口を挟むことなく、聞いてあげたい。
聞いてあげることで、彼女に安心感を与えたい。
妻がぼくに何か話しかけると、常に攻撃されていると感じて、喧嘩になってしまっていた。
だから、これからは、妻の言いたいことを聞いてあげて、不安をなくしてあげたい。
⑧元恋人があなたと復縁するメリットは何なのか
妻はどんな利益を感じて、ぼくと復縁してくれるだろうか。
ぼくは妻になにを与えられるだろうか。
妻はこどものことを一番心配していた。
子供が元気に成長していくことが、妻の希望だ。
それには、まず夫婦が仲良く家庭を作っている姿を子供に見せてあげたい。
それが、子供にとって、一番安心して生活できる条件だと思うからだ。
お金も大事だと思う。
でも、夫婦が仲良く、「お金がないけど、なんとかしよう」と会話していれば、子供は心配しない。
むしろ、夫婦喧嘩ばかりしている方が、子供の精神状態は不安定になっていくと思う。
だから、ぼくは明るい家庭を作っていって、子供が安心して生活できる環境を作ってあげたい。
それでも、妻が子供の心配をしたら、そっとそばで耳を傾けてあげたいと思う。
家庭は妻の領域だ。
あとは、ぼくが笑いのある楽しい環境を作ってあげれば、妻は満足すると思う。
ふー、全部答えられた。
疲れたけれど、とてもいいふりかえりになった。
占いやタロットもいいけど、こうやって復縁に向けて実践的に内省をすることのほうが、ためになると思う。