99日後に復職するサラリーマン

上司からの連絡

今朝は、職責者から休職時の対応のメールが届いた。

有給休暇があるうちは、休んだ分だけ利用し、超えた分から医者の診断書によって休めと命令が来ていた。

診断書によって休職することは、会社として都合の悪いことなのだろうか。

傷病手当がついて、会社の保険を使うからだろうか。

今度、カウンセリングの時に聞いてみよう。

休職に至った理由

今回、どのような状況で休職を選んだのか、備忘録的に書いておこう。

給食を職責者に伝えた朝は、起きる時から会社に行きたくない気持ちだった。

すでに、2週間前くらいから胃が痛くて、疲れ気味だった。

直接の原因は、直属の上司からの叱責だったと思う。

年下だが、気を使うことなくミスや気に入らないことに言葉強く指摘した。

時には、周りの社員と一緒になって馬鹿にしてくることもあった。

本人に悪意はないのかもしれないが、一回りも上の僕のなれない業務態度が気に入らなかったのかもしれない。

早くどこかにいってくれないかな、ともとれる言動に気がめいった。

上司が声をかけてくると、頭から足の先まで稲妻が走るように、体が硬直した。

動機がして、胃がキリキリ痛くなり、頭が真っ白になる。

黙っているとそれも気に入らないのか、詰め寄ってくる。

窮鼠猫を噛むかのように説明すれば、「勝手にやればいい、その代わりミスしてもしらない」というような言い方で、責任を押し付けてくる。

まだ、業務に慣れていないことを知っていて、今までの事業所ではなにやってきたのかと弱みに漬け込んできた。

忘れたことを見つけると、「どうしたら覚えられる?何百回も言わせればいいのか?」などとパワハラギリギリの発言までする。

今どきの言葉でいうと、モラハラかもしれない。

休職を決めた日

風邪で体調が悪くて機嫌が悪いと、朝から気に入らないことを指摘してくる。

言い返せばいくらでも反論できるのだが、すでに「責任はお前が持て」と言われるので黙って聞いている。

そんな毎日を過ごしていると、いつしか上司が近くにいると気分が悪くなって仕事に集中できなくなってきた。

そんなある日、上司からメールが来た。

僕と新入社員への仕事の指示で会った。

新入社員がメールで不明瞭なところを返信で聞くと、「よい計画をしてください」という突き放したような回答が来た。

「よい計画」とはつまり、彼にとってよいと思う計画だ。

また都合よく言いがかりをつけられると思うと、胃がキリキリ痛くなってきた。

前向きになれないだけでなく、計画を考える気力も削られた気分になった。

そして、その次の出社日にいつものように朝早く会社についたが、過呼吸になり、そのままま病院に駆け込んだ。

それまで、カウンセラーからの休職の勧めも頑なに断ってきたけれど、ついに力尽きた。

ギブアップした。

もう、休むしかない、仕事から逃げるにはそれしかないとあきらめた。

そして、今の休職状態に至っている。

敏感な上司と繊細なぼくの関係

今思い返してみると、直属の上司も悪気はなく、プライベートではきつい正確ではなかったと思う。

しかし、職場の雰囲気が彼を厳しい人間に変えてしまったのかもしれない。

幹部から指摘されることを心の底から恐れていた。

だから、ぼくがミスしたりミスしそうになると敏感になり、言葉強く指摘してきたのだ。

ぼくはぼくで、争いが嫌いな繊細さんなので、そんな彼の言動にいちいち反応していた。

お互い、仕事のスタイルが会わなかったのかもしれない。

一方、僕自身がこの会社にあっていないかもしれないという気持ちもある。

振り返ってみると、4部署を異動したが、どの事業所でも気持ちよく働けた場所はなかった。

どこでも、強弱はあるにせよ、気が落ち込みながら毎日を過ごしていた。

仕事に慣れる前に異動になって、また一から仕事を覚える不安を持ち続けていた。

会社の社風が僕に合っていないとも思える。

そうなると転職も考えられるが、すでに15年も我慢して勤めて、やっと給料も上がってきたのにまた新しい会社に移って、社歴を重ねることもできない。

転職できない理由もぼくを休職へと追い込んだ考えだったかもしれない。

復職した後、ぼくはどの職場で働くべきなのだろうか。

もとの上司の下?いや、無理だ。

別の部署?どこに異動しても、会社の社風はついて回る。

じゃあ、転職?すでに他の会社に移れる年齢ではないし、そんな気力がない。

そこで、思考がストップしてしまう。

100日後に、自分の進路を決めることができるのだろうか。

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