執着を手放すことと、争っていたものを受け入れること
今までは手放すことや執着をやめることを学んできたけれど、受け入れるということは初めて腑に落ちた日だった。
日々のgood&newを求めて
今までは手放すことや執着をやめることを学んできたけれど、受け入れるということは初めて腑に落ちた日だった。
これら幸せにつながる行動は自分でも選択できるし、4割もの向上期待ができるのである。 だから、幸せになりたければ、遺伝子や他人や環境などを変えることは諦めて、どうしたら幸せになれるようになるか、行動をしていくことが大切だ。
人は問題や出来事が起こると、昔の記憶の中にあるデーターベースから似たような事例を引っ張り出してくる。 それも無意識に、しかも自動的に頭から出力されてくる。 そして引き出された情報をもとに、感情が動いて身体の状態が変化してくる。 悪い情報を引っ張ってくれば、悪い体の状態になるし、よい情報を引っ張ってくれば良い状態になる。 悪い状態で行動に出れば、自分にとって不都合な状況に陥る。
人には悲観論者と楽観論者がいる。 これは割とはっきりどちらかに分かれることが多く、両方の性質を持つ人はあまり周りにいない。 ぼくはどちらかというと、悲観論者だ。 幸せというキーワードで考えると、楽観論者の方が有利だ。
感情が不安定になったり、イライラが高まったりすると、いいことは起こらない。 日頃から、気持ちを落ち着けられるようになると人は生きやすくなる。 なにか問題が起きても、自分の心が平穏であれば、解決するアイデアが浮かびやすいし、冷静に対応もしやすい。 気持ちを日常的に落ちたり上がったりしないことを、マインドフルネスが高いという。
アメリカンビューティーの主人公と違うところは、この人生の逆流はそのうち緩やかになり、やがて追い風になっていくことを知っているからだ。 ハピネス・カーブはこれから上がっていくのだ。 だから、ぼくは若い女性に目を奪われずに、時間が問題を解決することを待ちながら、穏やかに過ごしていきたいと思っている。 そして、同じような悩みを抱えている仲間と話をして、一人で抱え込まないようにしたいと思う。 カウンセリングに話をしているのも、役に立っていると思う。
中年は幸せ曲線の川底にいて、悩んでしまうことが多い。 では、悩んでしまう中年はどうしたらいいのか。 まずは、自分が陥っている困難や挫折感は普通の中年にはあり得るということを認識することである。 自分の性格が悪いとか今までの行いが悪かったと思いがちだが、そんなことはない。 科学的に証明されていて、だれもがこの困難なトンネルを潜ることを経験する。 だから、それが普通なんだと思うことがぼくら中年が考える一番の方法だ。
知恵は誰にでも持ち合わせている能力だと思う。 人が生きていく過程において、いろいろなことを経験し、特に中年期に特有の人生の危機を経験すると知恵は高まるのだと思う。 そして、知恵が高まれば、生きやすくなり、ひいては幸せを感じやすくなるのだろうと思う。
人は何歳になっても自分のやりたいことを見つけて、それに対して成長を感じていないと充実していかない。 やってみよう!因子だ。 絵を描くことが、今のところぼくの大好きなことで、上手くなりたいと思っていることだ。 上手くなっている姿を確認できると安心できる。 それから、失敗を恐れず、失敗をしながら絵が上手くなっていくのが、あなたらしく!因子だ。 効率や制約のない中、失敗してもいいという気持ちが、日々のストレスのある生活の中で薬となっている気がする。
20代の若い人は、現状の生活満足度はそこそこ高いが、将来の満足予想が中年より高い。 つまり、今はまだうまくいっていない状況でも将来はもっと良くなっていると感じているらしい。 逆にいうと、将来の満足度が予想よりも高くならないので、自分の人生に幻滅をしはじめる。 そして、その幻滅が積み重なっていくと、40代後半くらいから現状の生活満足度は人生で一番低くなる。