不幸せを感じる中年が、今しないといけないこと

今日のgood & new

今日は新しいプロジェクトの打ち合わせがあった。
といっても、昼休み中のほんの10分程度で終わった。
ベテラン部長と打ち合わせをしたのだが、すでに現地を調査し、前もってある程度検討していたので、早く話が終わった。
問題点の焦点が絞り込まれ、お互いが要望することと疑問に思うことを効率的に話ができた。
会社の仕事はなんでシンプルな問題でも、感情やらプライドやらが絡まり合って、引くに引けず解決しないことが少なくない。
そんななかで、ベテラン部長との打ち合わせは心地がいい。
今のところ。
小さいことにこだわらず、お互いを尊重しながら仕事に関わっていきたい。

中年は幸せ曲線の川底にいて、悩んでしまうことが多い。
では、悩んでしまう中年はどうしたらいいのか。
まずは、自分が陥っている困難や挫折感は普通の中年にはあり得るということを認識することである。
自分の性格が悪いとか今までの行いが悪かったと思いがちだが、そんなことはない。
科学的に証明されていて、だれもがこの困難なトンネルを潜ることを経験する。
だから、それが普通なんだと思うことがぼくら中年が考える一番の方法だ。

そして、自分と他人を比較しないこと、
中年になると順調に出世する人とそうでない人と別れてくることが見えてくる。
結婚して、子供ができて仲の良い夫婦になるという標準的な中年時代でも、結婚できなかったり、子供ができなかったり、夫婦仲が悪いなど、隣の人と比較ができてしまう。
比較すると、自己批判をしてしまう。
そして、自分の人生は大失敗だと感じてしまうのだ。
だから、まわりと比較しないで、自分は自分で良いことを認めることが中年には大事なことだ。

中年は将来の老後のことが見えてきて、不安を感じるようになる。
自分の親が体が不自由になっていくところを見て、介護などをしていくと自分の行末を重ね合わせてしまう。
だから、未来や過去のことは見ずに、今のことだけを考えた方が良い。
マインドフルネスなどで瞑想をしたり、趣味に没頭したりして、今ここを意識するのだ。
もし、雑念が浮かんできたら、「今ここ」と脳に言い聞かせると、不安が消える効果がある。

そして、最も重要なことは慌てないこと。
少しづつ、幸せの曲線は時間と共に上がっていくのだから、一気に変化することを期待しない。
日常のほんの少しの変化を感じていれば、1年もすると3万倍にも変わっていく。
だから、なかなか自分の幸せかんが向上しなくとも、自分にガッカリしないで続けていくことが大事だ。
そしていつかくる幸せ感が上向くことを期待しながら、時期を待つことが大切である。