(カウンセリング)矛盾した気持ちを持ってもまずは一旦受け入れて(体験談)

今日のgood & new

昨日Amazonで買ったお香セットが届いた。
ラベンダーの香りのするお香だ。
お線香臭くなかったのでよかった

朝は早く起きられた。
朝食を取ってから、まだ気温が涼しいうちに散歩に出かけた。
ひとがまだあまり出ていなかったので、マスクを外して新鮮な空気を吸って歩いた。
今日は昼前にカウンセリングがある。
まだたっぷり時間があったので、Netflixを見ながらアイロンをかけたり、来週の弁当を仕込んだりして過ごした。
関係ない話だが、Netflixで「攻殻機動隊」の新シリーズを見終わった。
ネタバレだけど、バタバタと隊員が死んでいって、最後は核兵器まで使われて、世界はどうなるんだろう、どうやって解決するんだろうと最後までドキドキで楽しかった。
しかし、最終話のオチは、それがすべて電脳の世界のお話だったという、身も蓋もないもので腑に落ちなかった。

ぼくが受けているカウンセリングの風景

カウンセリングの時間になって、カウンセラーから電話が来た。
最近は直接面談しないで、電話で受けることが多い。
顔が見えなくても、1年半もうけているので、お互い信頼関係ができていて、対面でなくても十分コミュニケーションが取れる。
まずは、いつものように、体調と精神面に点数をつけるよう求められた。
10点満点中、体調は8、精神面は5と答えた。
それはなんで?という質問には、体調は朝から散歩もして活発に過ごせたけど、精神面は妻との問題が心に引っかかっていて5くらいになっていると伝えた。
そのあと、前回のカウンセリングから変わったことがないか、確認された。
彼は、ぼくが青山塾を不本意ながら辞めたことに対して、心身的に不調が起きてないか尋ねてきた。
ぼくは、無駄金を使ってしまったと思う程度で、もう吹っ切れていると答えた。
その後は、妻とのLINEの会話や、保険の請求の件、そして一昨日うけた子供の面会のための面談を受けてきたことを報告した。
ぼくが会話しているときは、いつもカウンセラーはうなずきながら話を聞いてくれる。
あまり会話を中断させて、意見を言ったりすることはない。
たまに質問をされて、それについて考えたり、思い描いたりして答える。
そんな感じで進められていく。

今日は、妻との関係について話をしていた。
去年の夏から、妻の要望を受け入れて、一旦は離婚を受け入れることを承諾した。
相手の弁護士がごねて時間がかかったこともあって、調停は不調になった。
それから1年以上も経っていて、気持ちにも変化が出てきていると伝えた。
一人で暮らしていると、不都合なことや苦労することも感じている。
妻がいたときはそれをすべてやってもらっていた。
子育てもしながら家事もして、仕事まで行ってくれていたのだ。
いまでは感謝の気持ちが出てきて、できれば伝える機会があればいいのにと思うこともある。
さらに、感謝を伝えず、妻がやることだと当たり前に考えていたことを謝りたいとも思っている。
そして、家族3人で外出することが少なかったので、妻との思い出も作ってあげたいと思うようになった。
もちろん、今さら妻にとっては迷惑な話なのは重々承知だけど、気持ちとしては湧き上がっていることを正直に伝えた。
それはいつごろから思うようになったのか聞かれたが、よくわからなかった。
調停が終わる半年くらい前くらいから、妻への感謝の気持ちが生まれてきたような気もする。
もしくは、8月の段階で、頭では妻の要望を叶えるために離婚をした方がいいだろうと考えていたけれど、実は心の中ではやっぱり初めからやり直したいという気持ちもあったのかもしれないと伝えた。
離婚は悪でもなく、離婚をすると不幸になるというわけでもない。
お互いが自分達の人生を歩んでいくには、必要なことなのかと頭では理解していた。

しかし、今となっては、自分には妻ともう一度やり直したいという気持ちに気づいてしまっていることをカウンセラーに伝えた。
そして、頭で理解しようとしている結果(離婚)と自分の本当の気持ち(やっぱりやり直したい)がぶつかり合って、矛盾をモヤモヤに感じているんだと思っていると伝えた。
ここでカウンセラーにアドバイスをもらった・
「まずは一旦、2つの矛盾した考えと気持ちを持っていることを受け入れよう」
自分の幸せと家族の幸せを望むことは同じだ。
同じ山の頂上を目指しているけれど、二つの異なったルートが存在しているのと同じ。
そのルートのどちらを取るかを決められない。
なぜなら、妻の気持ちも関わってくる問題なので、自分一人で今決めることはできない。
それなら、目標はおなじなのだから、方法はひとまず棚上げしていてもいいのではないか、と言われた。
ぼくは矛盾した気持ちを持ちながら、毎日をモヤモヤ悩んで生活していくのですかと訪ねた。
そうではない、どちらかを封印してしまうのではなく、どちらも選べるよと認めてあげる。
そして方法Aがいいと思えば、そのためになにかアクションを起こしてもいいし、Bがいいと思えば、変えてもいい。
とにかく、今は気持ちと考えを一つに絞って苦しまない方が良いとアドバイスをもらった。
ぼくは今、悩みたい、苦しみたい、成長したいと望んでいるのかもしれない。
もがき苦しんでいるときに、なにか見えてくることもあるかもしれない。
だからひとまず、受け入れてと言われた。
そして、もしかしたら、もう一度やり直そうとするエネルギーが、1年経って、溜まってきているのかもしれないとも言われた。
確かに、1年前の調停の時は、とにかく裁判所に行くのが嫌で嫌で、過呼吸にもなった。
それから逃げたい一心で離婚に逃げたのかもしれない。
そんなことに気づけた。

最後に、次のカウンセリングの日にちを決めて、それまでに何をしますか?と質問された。
ぼくは子供の面会が決まれば妻と直接連絡を取る機会が増えると思っている。
そうすれば、いまのように弁護士を通してなかなか意思疎通ができない状態よりは、妻との関係はよくなると思っている。
だから、そのときまでにチャンスを物にする準備をしたいとカウンセラーに伝えた。
家を掃除したり、本を読んだり、妻との関係をよくするセミナーに参加したり。
カウンセラーは、目的がはっきりしていてやることも具体的でいいですねと感想を言って終わりとなった。
いろんなカウンセラーがいると思うけど、ぼくのいつも受けているカウンセリングはこんな感じだ。
自分の気持ちを赤裸々に話をして、アドバイスをもらい、いつもカウンセラーにははっとさせられる一言をもらっている。
カウンセリングにかかりたいと悩んでいる人に参考になればいいなと思う。

⭐️ぼくはついている
⭐️なんとかなる
⭐️ありがとう